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今月のキーワード『血管』

最近は血管の若さ=身体の若さ=見た目の若さ、といわれ、何かと話題の血管年齢。
自分の血管年齢を正確に知るには病院に行ってCAVI検査(血圧脈波測定)をするのがいちばんですが、インターネットで少し検索するだけでも様々なセルフチェックシートが出てきますから、それをチェックしてみるだけでも今のおおよその血管年齢くらいはわかるかもしれません。
血管年齢とは、すなわち血管の老化度。
つまりどれだけ血管が硬くなって動脈硬化が進んでいるかというのを表すものです。
健康な人であっても加齢により血管は徐々に老化して硬くなっていくのですが、血管を老化させるのは加齢だけではなく、ストレスや食生活にも原因があるといわれています。
また女性の場合はエストロゲンが激減する更年期を境に、血中コレステロールが上昇して動脈硬化になりやすく、そこから脳梗塞などを発症しやすくなります。
折しも冬場の寒い時期は動脈硬化による心臓病の死亡率が最も高くなるほか、トイレやお風呂場での気温の寒暖差によるヒートショックで脳梗塞や脳出血といった事故を引き起こしやすくなりますから、日ごろから血圧に問題のある方はとくに注意が必要です。
偏った食事やストレス、運動不足や喫煙などでも動脈硬化は進み、血管が狭くなって血流が悪くなれば血はどろどろになり、身体に毒素が溜まって免疫力が下がり、様々な病気を引き起こしやすくなるばかりか、シミ、しわ、くすみなど見た目の老化にも大きくつながってきます。
血管を若返らせて見た目の若さと健康を維持するためにはどうしたらいいか?
今月はそんな『血管』のお話です。


健康な血管って、どんな状態?

身体の中にあって自分ではなかなかその状態を確かめることのできない血管ですが、では健康な血管とはどういう状態をいうのでしょうか?
それは一言でいうと、しなやかで弾力性のある状態です。
しなやかで弾力性のある血管によって血液がスムーズに流れ、全身に必要な酸素や栄養をじゅうぶんに行き渡らせることができるのです。
けれども先ほども書いたように、血管は年齢とともに老化します。
年を重ねるにつれて血管壁の内側にコレステロールやカルシウムなどが溜まってプラーク(体内でおかゆのようなドロドロとしたものが固まってできてしまうものの総称で、粥状〈じゅくじょう〉変化のこと)ができ、ところどころ狭くなるのと同時に、血管は弾力性を失って硬くもろくなっていきます。これが動脈硬化といわれる状態で、動脈硬化とは読んで字のごとく、血管の動脈が硬くなることです。これ自体は病名ではなく、誰にでも起こる老化現象です。
血管が狭くなれば血流の流れが悪くなり、血液が滞ったところでは血小板の塊ができやすくなります。ふだんストレスもなく健康的な生活をしていれば少々の塊は自然に溶けてしまうのですが、ストレスの多い緊張型の生活やコレステロールや糖分の多い食生活、過度の飲酒や喫煙、慢性的な運動不足などによって塊がどんどん大きくなってしまうと、ついには血管をふさいでしまいます。そうして引き起こされるのが以下のような病気です。

動脈硬化によって引き起こされる病気

●脳卒中

脳梗塞や脳出血など、脳の血管障害による病気を総称して脳卒中といいます。
脳出血は、動脈硬化によってもろくなった血管が破けて出血する状態です。
また、動脈硬化により脳の血管が細くなり、完全にふさがってしまうのが脳梗塞です。

●虚血性心疾患

狭心症と心筋梗塞のことをいいます。狭心症は、運動すると胸の痛みや息苦しさを感じる症状で、冠動脈に動脈硬化が起こり、心臓の血流量が減るために起こります。
また、心筋梗塞はアテローム(プラークが固まってできてくるもの・動脈血管内での細胞の死骸などの蓄積物)が破れて冠動脈が血栓で完全に詰まった状態になる病気です。

●大動脈瘤

胸部や腹部の大動脈がもろくなり、血圧に耐えられなくなって外に向かってコブのように膨れたものをいいます。破裂すると大出血して死亡することもあります。

●腎硬化症

腎臓の中の細い動脈が硬化し、腎機能が衰える病気です。夜間、頻尿になり、色の薄い尿がたくさんでます。

●閉塞性動脈硬化症

動脈硬化が足に起こり、足の冷えやしびれ、痛みなどの症状が出るもので、放置すると足が壊死することもあります。

そのほか、目の毛細血管(細小動脈)に動脈硬化が起こると出血しやすくなり、「眼底出血」を起こす場合もありますし、脳の細かい血管があちこちで詰まると認知症の原因となったりします。最近の研究では、コレステロールの高い食生活や、コンピューターやスマートフォン、ゲーム機器などの乱用によって運動不足になった10代の子供から動脈硬化がはじまっているといわれます。
最初のころは自覚症状がなく、頭痛や肩こり、めまいや耳鳴りなどの不快な症状が長く続いてやっと「なんだかおかしい」と気づくケースがほとんどです。また気づいたそのときに、仕事が忙しいから、疲れているから、もう歳だからと、うやむやにして放っておかないことが大切です。

こんな人が動脈硬化になりやすい

  • 肉や脂っこいものを好んでよく食べる
  • 夜遅くなってからの食事や間食が多い
  • 甘いものが好きでよく食べる
  • 買ってきたお弁当やお惣菜、インスタント食品をよく食べる
  • ついお腹いっぱい食べてしまう
  • 野菜をあまり食べない
  • 乳製品が好きでよく食べる
  • 食事をするスピードが速い
  • 喫煙している
  • 日常的にあまり歩くことがなく、常に運動不足
  • 太りやすい、またはすでに肥満気味である
  • 就寝時間はいつも深夜0時以降で常に睡眠不足
  • 家庭や職場でストレスが多い
  • いつもやるべきことが山積で時間に追われている感じがする
  • 手足が冷たい
  • 呼吸が浅い

上記の項目で当てはまることが多い人はいまから改善したほうが得策です。
チーズやバターや生クリームなどの乳製品、またそれを含むチョコレート、肉やサラダオイル、市販のお菓子などには飽和脂肪酸が多く含まれていて、それらは腸壁にベターッと
くっ付いて腸を汚すだけではなく、血管壁にも付いて血管を狭くし、血を汚します。
またストレスや緊張、喫煙などで血管はキュッと締まり、やはり血管を狭くして血流を悪くします。血管内を汚すのも負荷を与えるのも、ともに良くないということです。
では、血管を早く老化させないためにはどうしたらいいかといったら上記にあげたことと反対のことをすればいいわけですが、もう少し詳しいことを書きだしてみましょう。

1.動脈硬化を予防して血管を若返らせる食生活

  • 朝いちばんの空腹のときに白湯を飲む。
    (身体が洗われていくようなイメージを持って)
  • 食事は毎食サラダなどの野菜を一番先に食べ、血糖値が急激に上がるのを防ぐ。
  • 食事は腹八分目をこころがけ、あわてずよく噛んで食べる。
    (唾液に含まれるパロチンという若返りホルモンを最大限に働かせよう!)
  • やむをえず夕飯が遅くなってしまうときは、あっさりした消化のよいものを少なめに。
  • 脂っこいものや乳製品、甘いものは控えめにして食物繊維をたっぷり摂る。
    (栄養を摂ること以上に身体から老廃物を出すこと=デトックスを常に意識に置いて。)
  • 身体に良いオイルを使おう。
    ふつうのサラダオイル(リノール油、コーン油、紅花油ふくむ)はできるだけやめ、EPAやDHAといった不飽和脂肪酸が豊富に含まれたオメガ3系のエゴマ油や亜麻仁油やインカインチオイル、オレイン酸が豊富なエキストラバージンオリーブオイルや、αリノレン酸を含む菜種油などを使いましょう。よく「油汚れは油じゃないと落ちない」といわれるように、これらのオイルは体内でも固まりにくく、血中の中性脂肪やコレステロール値の調節をサポートして、血をサラサラにしてくれます。日常的に炒めものや揚げものに使うオイルと、サラダのように生で食べるオイルを分けて使うのもおすすめです。
  • 血管をキレイにしてくれる食材を使おう!
    豆腐 ・・・・ 大豆ペプチドがコレステロールを吸着して体外に放出してくれる
    納豆 ・・・・ ナットウキナーゼが血栓を溶かして動脈硬化を予防してくれる
    青魚 ・・・・ EPA,DHAが血中の中性脂肪とコレステロールを減らして血液サラサラに
    玉ねぎ ・・・ 硫化アリルが血小板の凝固を防ぎ、血管の汚れを落としてサラサラ血に
    トマト ・・・・・ 悪玉コレステロールの酸化を防止するリコピンが豊富
    青野菜 ・・・・・・ ニラ、小松菜、ブロッコリー、ほうれん草、アスパラガス、枝豆などの緑の野菜には動脈硬化の原因とされるホモシステインを分解する葉酸が多く含まれている
    緑茶と焼き海苔 ・・・ 緑の野菜以上に葉酸が豊富
    ハチミツ ・・・… ハチミツに含まれるコリンは血管を拡張させて血圧を下げる働きと血管壁への悪玉コレステロールの沈着を防いでくれる働きを持っていて、カリウムは、塩分を取りすぎて高くなったナトリウムのバランスを整えてくれるので、ともに動脈硬化予防に役立ちます。

上記以外に最近の研究では、コーヒーを飲むと善玉コレステロールと呼はれる高密度リボたんば(HDL)が増加して動脈硬化を防ぐという結果が発表されています。
またコーヒーには食後に飲むと血糖値を下げる効果もあるようですが、その場合どちらも砂糖やコーヒーフレッシュなどを入れずに飲むことをおすすめします。

2.生活に適度な有酸素運動を取り入れよう!

食事に気を配ることに加えて適度な有酸素運動を習慣にすることが動脈硬化の予防につながります。有酸素運動とは、十分な呼吸を確保しながらできる運動のことで継続的に組織や細胞に酸素を供給することにより脂肪燃焼効果を上げる全身運動のことです。中軽度の歩行、ジョギングや水泳などがその代表的な運動で、中でも太腿の筋肉を使うウォーキングやジョギングなどは効果の点からいって最適です。
大腿筋は体の中でもっとも大きな筋肉で、有酸素運動によってこの筋肉を活発に動かすと、脂肪を分解する「リポタンパクリパーゼ」という酵素が働き始めます。その結果善玉コレステロールが増え、悪玉コレステロールが減ることが明らかになっています。
1日30分程度、2~3キロを目標に行うと2~3週間で確実に効果が現れますので、ぜひ習慣にしてください。毎日続けるのが理想ですが無理せず、しかし3日あけると効果が低下しますので少なくとも1日おきに運動するように心がけてください。
一日30分といわずとも、朝晩15分早歩きするだけでも免疫力が上がるので、まずは無理せず、できるところから始めてみましょう!
そして、それさえ無理だという人には、短時間で、いつでもどこででもできる『踵上げ体操』をおすすめします!
「脚は第二の心臓」といわれるとおり、足の血管(静脈)についている「弁」は血液を心臓に戻すのを助けているのですが、このとき、ふくらはぎはポンプの役割をしています。つまり足をよく動かすと、ふくらはぎのポンプ作用で血管の弁が開き、下から上への血流がよくなり、血管年齢の若返りにつながるということです。

●踵上げ体操
1) 足を肩幅に開いて立つ
2) 踵を上げて、おろす

息を吸ったり吐いたりしながら、リズミカルに行いましょう。
たったこれだけのことですが、最初は無理のない回数から初めて、慣れたら30回を1セットとして3セット90回を、毎日続けると自然にふくらはぎの筋肉が鍛えられて血流が良くなります。
ラストは、リラックスと睡眠と禁煙です。
もう説明するまでもありませんが、過度の緊張状態は筋肉を収縮させ血管を狭くするばかりか、ストレスで呼吸が浅くなり、必要な酸素が供給されずに代謝が悪くなって身体に疲労物質が溜まるいっぽうとなります。
できればときどき横になって身体を伸ばしたり、15分程度の仮眠をとったり、夜は温かいお風呂にゆっくり浸かって首や肩のストレッチをしたりと、1日のうちわずかでも心身ともにリラックスできる時間を作りましょう。
そして喫煙についてですが、タバコを吸うことは動脈硬化を進める独立した原因だと考えられています。
いまこれを読んでくださっている方のなかには、「もう50を過ぎるまでずっと吸ってきたのだから、いまさらやめたって意味がない」という方がいらっしゃるかもしれませんが、そうはいってもタバコを吸うたびに血管はキュッと締まり、それと同時に血圧も心拍数も上がっているのです。それは直接あなたの喉や血管を傷めているだけではなく、心臓に多大な負荷をかけています。1日10本タバコを吸うとして、1日に何回、年間にしたら何百回何千回とその負荷を繰り返し自分の身体にかけているのでしょうか?
動脈硬化の予防に禁煙は必須です。

さて、今月のキーワード『血管』はいかがだったでしょう。
冬のお風呂場での血管事故を防ぐには、バスタブにお湯をためるときにシャワーで給湯することや、お風呂に入る前にしばらくバスタブの蓋をあけておくことなどをおすすめします。ともにお湯の熱気で浴室の温度を上昇させることで、急激な温度変化によるヒートショックを防ぎます。

そしてPureMedでは、血管の若さを保つためのサプリメントとして、血糖値と血中コレステロール値、LDLコレステロール値を低下させるというスピルリナを原料とするダイエタリーファイバー、血管の弾力としなやかさを保つスリープタイムコラーゲン、高い抗酸化力を持ち、糖代謝の改善とデトックス作用で動脈硬化や肥満を防ぐアルファリポ酸、葉酸を含め、1日に必要なビタミン・ミネラルが4粒で摂取できるマルチビタミン・ミネラルなどをご用意しております。
また、血管の筋肉を丈夫にし、血管のおおもとである心臓を丈夫にするには、コエンザイムQ10もお忘れなく!

若さと美しさは健康でしなやかな血管あってのもの。
どうぞ、あなたの毎日の健康生活にお役立ていただけますように!

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